浅すぎる解説
γ壊変は原子核からγ線(電磁波)が放出される壊変であり、原子番号・質量数ともに変化しない。よって 4 が正しい。
わかった気になる。正解は選べる。でも「なぜ他の壊変ではZが動くのか」が無いので、β⁺と軌道電子捕獲の違いを聞かれると崩れる。
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自力なら1問2時間かかる「なぜそうなるか」を、原則ごとのステップに割りました。短い動画と2段の解説で、1つの原則を数分ずつ。答えを覚えるのではなく原則で解くので、本番で聞き方を変えられても手が止まりません。
こんなこと、ありませんか
ぜんぶ、私も通った道です。
いちばん高い壁
理解しないといけないのは、みんな分かっています。でも1問をちゃんと腹落ちさせようとすると、2時間かかる。ここで多くの人が理解をやめて暗記に切り替え、本番で聞き方を変えた問題に点を落とします。
壁の向こうは、本番です。一度原則で越えた壁は、形を変えて出てきても越えられます。
壁の向こうの紙は、第75回 午前 問45 と同じフィルタ処理を、翌年に「処理後の図から、使ったフィルタを当てる」形で逆向きに聞いた第76回 午後 問45 です。答えだけ覚えて通り抜けると、ここで止まります。
解説の深さ
第77回 午後 問60(正答は 4)
放射性壊変で正しいのはどれか。
同じ1問に、3つの解説を並べます。5つの選択肢が、それぞれ別の壊変を聞いています。正解の1つを覚えても、残りの4つが分からなければ、聞き方を変えられたときに解けません。
γ壊変は原子核からγ線(電磁波)が放出される壊変であり、原子番号・質量数ともに変化しない。よって 4 が正しい。
わかった気になる。正解は選べる。でも「なぜ他の壊変ではZが動くのか」が無いので、β⁺と軌道電子捕獲の違いを聞かれると崩れる。
放射性壊変は始状態と終状態の質量差(Q値)を駆動力として自発的に進行する。β壊変は弱い相互作用による d→u+e⁻+ν̄ₑ の過程であり、γ遷移は核の励起準位間の電磁遷移として、スピン・パリティの選択則に従う多重極放射となる。内部転換と競合し、その比は内部転換係数αで表される……
正しい。でも遠い。どこで引っかかったかを飛ばして先へ進むので、読み終えても目の前の1問に戻ってこられない。
図解は横にスワイプ。「なぜ?」を1コマずつ割っています。
それでもモヤっとしたら、丁寧に解説へ →図で、一段ずつ。「何が飛び出すか」で全部の壊変を1本の線にして、5つの選択肢をまとめて片づけます。
合格ラボの進み方
STEP 01
「放射線とは何か」から、原則ごとに
過去問を、8パスと原則ごとのステップに並べ直しました。1ステップは原則ひとつ。どこから始めるか、次に何をやるかで迷いません。
Freeでは、どのパスからでも好きな5ステップを体験できます。
STEP 02
問題の前に、全体像を1分で
いきなり過去問に向かわず、まず短い動画で「なんとなく全体がわかった」ところまで行きます。動画は答えではなく、解くための本質をひとつイメージで持つためのもの。原則の問題で確かめて、まちがえたら動画のその場面に戻れます。
STEP 03
答えたら、すぐ読める
過去問に答えたら、まずはさっと解説。「一言で」のあとに、ほとんどの問題には、なぜそうなるかを1コマずつ割った図解が付きます。ほとんどはここで理解できて、形を変えた問題にも使えます。
第71回以降の過去問すべてに付いています。
STEP 04
わかりにくかったら、一段ずつ
さっと解説で引っかかった人のために、段をもっと細かく割った解説です。図に重ねて問いながら、一段ずつ降りていきます。似た問題が解けるようになったら、ロードマップの次の原則へ。


「X線は1粒ずつ当たって、電子を剥がせるんだ。じゃあ、その電子はどうやって縛られてるんだろう?」
1つのステップが終わると、次の原則への問いが出ます。
ショート動画と丁寧に解説は、1本ずつ作って順に公開しています。まだ無いステップは、さっと解説で進めます。
作っている人
田爪 大智 · 元・診療放射線技師 / Webエンジニア / 第一種放射線取扱主任者
撮影台の前には、体格の大きい患者さん。胸部の撮影条件、管電圧を上げるのか、mAs を上げるのか。現場では、国試の選択肢ではなく、その理由で決める場面が毎日来ます。
私は、第一種放射線取扱主任者も、診療放射線技師の国試も、ほとんど暗記で受かりました。でも現場で「なぜこの線量なの?」「なぜこの条件なの?」と聞かれて、答えられなかった。覚えた知識は、聞かれ方が変わると使えませんでした。
だから合格ラボは、答えではなく原則を持ち帰ってもらうために作っています。解説は、私が自分で1問ずつ作っています。

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