1問2時間の壁の前に、段差をひとつ置きました
腹落ちするまで1問を解くと、2時間かかることもあります。次の問題を開く手が重くなるのは自然なことで、最初の一段が高すぎるだけです。
合格ラボのロードマップは、1ステップが原則ひとつ。まず1分ほどの動画で、その原則をイメージで1つ持ってから、問題に進みます。
動画が見せるのは、問題の答えでも解き方の道筋でもありません。解くための本質を、ひとつ頭の中に置いておくためのものです。
1問に、2時間かかった
国試の過去問を、ちゃんと腹落ちするまで解こうとしたことがあります。
答えと解説を読んでも、「なぜそうなるのか」がつながらない。 自分の言葉で説明できるところまでたどり着いたときには、1問に2時間かかっていました。
わかったときは、うれしいんです。 でも、次の問題を開こうとすると、手が止まる。
そして、問題を開くのが億劫になった
1問に2時間かかるかもしれない、とわかっていると、次の1問がとても重く見えます。
今日は時間がないから、また今度。 そう思っているうちに、間があいていく。
私もそうでした。
これは、やる気や根性の問題ではないと思っています。 問題を解く、という最初の一段が、高すぎるんです。
壁が高いなら、手前に段差を置く
高い壁を一気に登ろうとすると、足がすくみます。 でも、手前に一段あれば、とりあえずそこには上がれる。
合格ラボのロードマップで始めたのは、この「段差」です。
問題に入る前に、1分ほどの短い動画を見る。 そこで「なんとなくわかった」をつかんでから、問題に進みます。
「なんとなくわかった」があると、問題の見え方が変わる
放射線は、目に見えません。 だから、文字だけで読むと、頭の中に何も浮かばないまま問題に向かうことになります。
たとえば、ステップ8の「直接電離と間接電離」。
電気を持たない粒(X線やγ線)は、自分ではほとんど電子を剥がしません。 物の中で電気のある粒を作って、その粒が、通り道の電子を次々に剥がしていきます。
動画では、これを粒の動きで見せます。 一度「自分で剥がすのは、電気のある粒のほう」という絵が頭にあると、問題の選択肢を読んだときに「あ、あの話だ」と気づけるようになります。
ロードマップの1ステップでやること
1ステップは、原則ひとつです。
- 1分ほどの動画を見る その原則で「中で何が起きているか」を見ます。
- 原則の問題に答える 選ぶだけです。まちがえたら、動画のその場面に戻って、もう一度見られます。
- 過去問を1問解く その原則で解ける過去問が並んでいます。どれか1問を解けばクリアです。
2時間の壁に、いきなり挑まなくていい。 まず1分、それから1問。
動画は、答えではありません
ここは大事なところなので、はっきり書いておきます。
動画が見せるのは、問題の答えでも、解き方の道筋でもありません。 その問題を解くための本質を、ひとつ、イメージとして自分の中に持てるようにするためのものです。
答えを覚えても、聞き方を変えられると解けません。 でも、本質の絵がひとつあれば、初めて見る問題でも、そこから考え始められます。
2時間かけて腹落ちさせる学習を、やめるわけではありません。 その手前に、上がりやすい一段を置いただけです。
いま使えるところ
- 動画があるのは、いまは「放射線のしくみ」の33ステップです。ほかのステップにも、順番に足していきます。動画のないステップは、過去問から始まります。
- 無料でも、好きな5ステップを試せます。
おわりに
問題を開くのが億劫になるのは、あなただけではありません。私もそうでした。
高い壁を、一気に登らなくていい。 まずは1分の動画から、一段ずつ上がっていきましょう。
この記事を書いた人
田爪 大智
元・診療放射線技師(熊本で臨床経験)→ Webエンジニアに転身して独立。
第一種放射線取扱主任者。
1問を理解するのに2時間かかっていた経験から、腹落ちまでの時間を数分に縮める学習法を追求。
放射線技師の国試対策アプリ「合格ラボ」を一人で開発中。
診療放射線技師向けの業界メディアも作っています → tazume-medflow.jp
合格ラボ利用者の声
「暗記しなきゃという呪縛から解放されました」— 既卒・再受験のAさん
「勉強の順番があってありがたかった」— 新卒Bさん
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