模試の点が低くて不安な人へ
模試の点を見て「この点で間に合うのか」と不安になっている人へ。元・診療放射線技師の筆者の周りには、秋の模試で100点に届かなかった友達が何人もいました。最後まで一緒に勉強した人は受かりました。そのときの話と、秋の点が低くても本番で伸びた人の実例を書きます。
模試が返ってきた日
模試の結果が返ってきた。 合格ラインの120点まで、まだだいぶ遠い。
「この点で、本当に間に合うのかな」 「周りはもっと取れているんじゃないか」
家に帰って「模試どうだった?」と聞かれて、「まあまあ」と答える。 模試が返ってきた日の「まあまあ」は、だいたい「まあまあじゃない」の意味です。
この記事では、元・診療放射線技師の私の周りで実際にあったことを書きます。 秋の模試で100点に届かなかった友達が、どうなったかの話です。
秋に100点届かなかった友達の話
私自身は、模試で160点以上を安定して取っていました。
嫌味じゃないです。いや本当に。 私は特待生で、学費の一部免除を守らないといけないという、大いなる目的がありました。必死だっただけです。 なので、私の点数はあまり参考になりません。
でも、私の周りには、点が届いていない友達がたくさんいました。 仲のよかったオタク友達が5人くらいいて、秋の模試ではみんな100点いかないくらい。 120点まで、20点以上足りない状態です。
結果を先に書きます。
最後まで一緒に勉強していた人は、受かりました。 途中で抜けてしまった人は、落ちてしまいました。
5人くらいの、私の周りだけの話です。 でも、差がついたのは秋の点数ではありませんでした。 最後まで続けたかどうかでした。

秋の点が低くても、本番で伸びた人はいる
私の周りだけではありません。 知恵袋にも、秋の点が低かった人の体験がいくつも書かれています。
- 「国試受ける年の夏で108点とかでしたよ笑 本番は169点で余裕の合格」(出典)
- 「私もこの時期だと4割程度でした 真剣に勉強始めたのが正月明けてから」(11月ごろに4割で不安になっている人への回答。回答者は合格しています/出典)
- 「私も6割取れるようになったのは年明けからでした!」(出典)
点が伸びるのは、年が明けてからという人が多いです。 秋の点数は、今の位置であって、本番の点数ではありません。

模試の点は、上がったり下がったりする
もうひとつ。 模試の点は、実力が変わっていなくても上下します。
ある人は、模試で114点、116点、118点、120点と、2点ずつ伸びていました。 そして5回目で、107点(出典)。
模試は、こういうことをします。 1回の点で、自分の全部を決めなくて大丈夫です。
「模試は本番より難しい」は、本当?
よく「学校の模試は本番より難しく作ってある」と言われます。 私も調べてみましたが、模試を作っている側がそう説明している資料は見つかりませんでした。 「易しい」という人もいて、声は割れています。
なので、「模試は難しいから大丈夫」とは言いません。 言えるのは、秋の点が低くても、本番で受かった人は実際にいるということです。
一緒にやると、教える側も伸びる
最後まで一緒に勉強していた、と書きました。 私はその中で、友達に教える側でした。
教えてみて気づいたのは、教えると、自分の理解も深まるということです。
人に説明しようとすると、自分がどこをわかっていないかがはっきりします。 説明しているうちに、頭の中が整理されていきます。
それに、教える立場になると、意地が出ます。 「教えている自分が間違えるわけにはいかない」と思うと、頑張れました。 学費の免除もかかっていたので、なおさらです。
教わる側は、わからないところをその場で聞ける。 教える側は、説明することで理解が深まる。 一緒にやるのは、どちらにとっても得でした。
一緒にやる人がいないときは
もちろん、みんなに勉強仲間がいるわけではありません。
ひとりのときは、解いた問題を「人に説明するつもり」で、声に出して言ってみるのがおすすめです。 説明できなかったところが、まだわかっていないところです。
それから、続けることを小さくすることです。 1日1問でも、最後まで続けた人のほうが強い。 私の周りで差がついたのは、そこでした。
おわりに
模試の点が低くて不安なのは、あなただけではありません。 秋の模試で100点に届かなかった私の友達も、ちゃんと受かっています。
今日やることは、ひとつだけ。 模試で間違えた問題を1問選んで、「なぜその答えになるか」を誰かに説明するつもりで言ってみる。
言えたら、その1問はもう大丈夫です。
この記事を書いた人
田爪 大智
元・診療放射線技師(熊本で臨床経験)→ Webエンジニアに転身して独立。
第一種放射線取扱主任者。
1問を理解するのに2時間かかっていた経験から、腹落ちまでの時間を数分に縮める学習法を追求。
放射線技師の国試対策アプリ「合格ラボ」を一人で開発中。
診療放射線技師向けの業界メディアも作っています → tazume-medflow.jp