国試当日、持ち物と1日の流れ
「放射線技師 国試 当日」で出てくる記事は、試験時間と持ち物を並べて終わっています。会場の下見を勧める体験記もありますが、公式の留意事項には「試験日前の試験会場への立ち入りは慎むこと」と書かれています。
第78回の実績では、集合は8時50分、午前は9時30分〜12時05分、午後は13時25分〜16時00分、解散は16時30分ころ。持参品はHBの鉛筆(シャープペンシル不可)、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、腕時計、昼食です。
持ち物は受験票が届く1月下旬に、留意事項と照らして確認します。1問に使える時間は約1分半なので、見直しに残す時間を解き始める前に決めておきます。第79回の詳細は受験票と一緒に届く留意事項で確定します。
国試当日に何を持っていくのか、何時に何があるのか。受験票が届く1月下旬までは、第79回の細かい案内はまだ出ません。そこで、**第78回(2026年2月19日)の厚生労働省の「受験者留意事項」**を読んで、当日の流れと持ち物をまとめました。
先にお断りです。ここに書いた時刻や持ち物は第78回のものです。例年大きくは変わらない形ですが、第79回(2027年2月18日)の集合時刻・会場・持参品は、受験票と一緒に届く留意事項で確認してください。
当日は朝8時50分集合、解散は16時30分ころ
第78回の時間割はこうでした。全科目を受ける人は、集合から解散まで7時間半以上になります。
| 時刻 | できごと |
|---|---|
| 8時50分 | 集合 |
| 9時00分 | 説明開始 |
| 9時30分〜12時05分 | 午前の試験(2時間35分) |
| 12時05分〜13時25分 | 昼休み(12時55分から午後の説明) |
| 13時25分〜16時00分 | 午後の試験(2時間35分) |
| 16時30分ころ | 解散予定 |
大事なのは次の3点です。
- 遅刻者は原則として受験を認められません。 集合は試験開始の40分前です
- 試験室を間違えた場合、他の試験室では受験できません。 受験番号別の試験室は、厚生労働省のサイトに掲載されると留意事項に書かれています
- 試験会場へは公共の交通機関で行きます。 自家用車やマイクロバスでの来場は認められません
試験日程そのもの(出願期間・受験票の発送・合格発表)は第79回の日程と出願まとめにまとめています。受験票は1月下旬に発送予定で、2月4日までに届かない場合は運営本部事務所へ問い合わせることになっています。
持ち物は「持っていくもの」と「使えないもの」を分けて確認する
第78回の留意事項に書かれていた持参品です。
持っていくもの:
- HBの鉛筆(シャープペンシルは不可)
- プラスチック消しゴム
- 鉛筆削り
- 腕時計(電卓・通信・メモなどの機能がある時計は不可)
- 昼食
- 受験票と受験者留意事項(試験当日必ず携帯)
定規は、三角定規や分度器機能付きのものを除いて使えます。コンパスと置時計は使えません。 机の上に置けるのは、筆記用具、定規、腕時計、受験票、特別に許可されたものだけです。
地味に引っかかりやすいのが次の3つです。
- 鉛筆と鉛筆削り。 マークシートなので、普段シャープペンシルで勉強している人ほど、前日までに鉛筆に慣れておくと安心です
- 腕時計。 スマートウォッチのように通信やメモ機能があるものは使えません。試験室の時計に頼れるかは行ってみないとわからないので、自分で時間を見られる腕時計を用意しておきます
- ひざ掛け。 不正行為防止のため禁止です(事前に申し出て許可された場合を除く)。留意事項には、換気のために窓を開ける時間帯があるので暖かい服装で、とも書かれています。2月の試験なので、脱ぎ着しやすい服装が向いています
昼食は持参です。会場で食堂は営業しません。試験中の飲食は禁止(事前に申し出て許可された場合を除く)で、ゴミ箱は置かれないので、ゴミは持ち帰ります。
会場の下見は、公式には「立ち入りを慎むこと」
受験体験記には「会場の近くのホテルをとって、下見をした」という話がよく出てきます。移動の不安を減らす、というのはその通りだと思います。
ただ、第78回の留意事項には、**「試験日前の試験会場への立ち入りは慎むこと」**と書かれています。会場の敷地に入って下見をするのは、公式には勧められていない、ということです。
代わりにできることはあります。
- 厚生労働省のサイトに掲載される交通・略図で、最寄りの駅からの道のりを確認しておく
- 公共交通機関の運行情報や、遅れたときの別ルートを調べておく
- 試験会場は受験票の送付時に案内される(公示にも「会場に関する問合せには応じられない」とあります)ので、場所を知るのは1月下旬以降になる
下見そのものの是非は人それぞれですが、「公式にはこう書いてある」という事実は知っておくと、前日に慌てずに済みます。
1問に使える時間は約1分半。見直しの時間は先に決めておく
午前も午後も、2時間35分で100問です。
155分 ÷ 100問 = 1問あたり約1.55分(約1分33秒) です。ここから見直しに15分を残すとすると、解く時間は140分、1問あたり約1.4分。この15分は例で、決めておきたいのは「何分残すか」を、解き始める前に1つ決めておくことです。
わからない問題に3分かけると、約2問分の時間を使います。印をつけて先に進み、最後に戻る。この順番は、国試1年前からの月別スケジュールでも当日の動き方として書いています。
本番の時間感覚は、本を読んでもつかめません。本番と同じ時間で、午前・午後を通して解くことで初めて身につきます。過去問の回し方は過去問の正しい使い方、模試を受けるときの考え方は模試の使い方にまとめました。
試験が終わったあとのこと
試験問題の持ち帰りは認められています。合格発表は、第78回は2026年3月23日午後2時で、正解肢も同じ時刻に厚生労働省のホームページに掲載すると、留意事項に書かれていました。第79回の合格発表は2027年3月23日(火)午後2時の予定です。
受験から発表までは約1か月あります。その間の気持ちの持ち方までは、この記事では書きません。ただ、試験当日にやることは「いつも通り解く」だけです。そのために、持ち物と時間割は今のうちに頭に入れておくと楽になります。
まとめ
- 第78回の実績では、集合は8時50分、午前は9時30分〜12時05分、午後は13時25分〜16時00分、解散は16時30分ころ
- 持参品は、HBの鉛筆(シャープペンシル不可)、プラスチック消しゴム、鉛筆削り、腕時計、昼食。コンパスと置時計は使えない
- 試験日前の会場への立ち入りは、公式の留意事項で「慎むこと」と書かれている。駅からの道のりは厚生労働省の交通・略図で確認する
- 1問に使える時間は約1分半。見直しに残す時間を、解き始める前に決めておく
- 第79回の詳細は、1月下旬に届く受験票と留意事項で確認する
- 合格ラボの模試は、午前100問・午後100問を本番と同じ2時間35分ずつで通して解ける。時間配分の練習に使える。無料で登録して使える
出典
- 厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験受験者留意事項」(https://www.mhlw.go.jp/content/001640442.pdf)
- 厚生労働省「診療放射線技師国家試験の施行」(第79回の施行公示、https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/shinryouhoushasengishi/)
- 厚生労働省「第78回診療放射線技師国家試験の合格発表について」(https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2026/siken06/about.html)
- 21卒が語る 放射線技師国家試験おすすめ勉強法[年間スケジュールで解説](https://okkilife.com/study-radiation/):会場の下見についての体験記の記述
この記事を書いた人
田爪 大智
元・診療放射線技師(熊本で臨床経験)→ Webエンジニアに転身して独立。
第一種放射線取扱主任者。
1問を理解するのに2時間かかっていた経験から、腹落ちまでの時間を数分に縮める学習法を追求。
放射線技師の国試対策アプリ「合格ラボ」を一人で開発中。
診療放射線技師向けの業界メディアも作っています → tazume-medflow.jp
合格ラボ利用者の声
「暗記しなきゃという呪縛から解放されました」— 既卒・再受験のAさん
「勉強の順番があってありがたかった」— 新卒Bさん
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