医療安全管理学は、「個人ではなく仕組みで防ぐ」で8問を取る
出題基準の改定で新設された科目で、第78回は8問、第74〜78回は5・4・4・8・8問です。放射線の被ばくを扱う放射線安全管理学とは別の科目で、医療事故、救急、造影剤、感染、診療の補助行為を扱います。
医療安全の基礎では、第75〜78回を通して「個人の注意や処罰ではなく、仕組みで防ぐ」側が正解になっています。注意力の訓練、報告者への処罰、隠すことは誤り。器具を変える、報告を集める、防護を重ねるが正解です。
フールプルーフは誤操作を防ぐ仕組みで、安全側に動くのはフェイルセーフです。MRIの発熱は傾斜磁場ではなく、導電性ワイヤーなどで起きます。核医学で技師が行えるのは検査のための行為で、治療用の放射性医薬品の投与は含まれません。
医療安全管理学は、新しい科目です
医療安全管理学は、診療放射線技師国家試験の出題基準の改定で新しく試験科目として設けられた科目です(令和7年・第77回の試験から適用)。放射線の被ばくや遮蔽、法令を扱う放射線安全管理学とは別の科目です。
第78回は8問でした。第74〜78回で並べると、5問・4問・4問・8問・8問です(合格ラボの過去問データベースで数えました)。出題基準では、この科目の出題割合の目安は4%とされています。
科目が新しいので、過去問は多くありません。この記事では、データベースにある第74〜78回の問題をすべて見て、出る型を拾いました。第74〜76回は科目新設前の問題で、安全管理に関わる出題を現在の科目に当てはめて分類したものです。
足切りの面でも、手をつけておきたい科目です。 8問の科目を、当てずっぽうで全部外す確率は約17%です(国試の足切り(0点科目)の計算)。合格ラボ利用者の実測では、医療安全管理学の正答率は82.1%(140回答)で、11科目のうち最も高い科目です(国試ボーダー120点の表より。全受験生の統計ではありません)。つまり、考え方さえ押さえれば取れる科目です。
この記事のポイント(TL;DR)
- 出題基準の6区分(医療安全の基礎・放射線診療の安全管理・医療機器・医薬品・救急医療・診療の補助行為)に、過去問を並べる
- 医療安全の基礎は第74〜78回の5回すべて。医療機器・器具の安全管理も、毎回1問
- 出題の向きは**「個人ではなく、仕組みで防ぐ」**。処罰・訓練・隠蔽は誤り
- 第77回から、救急医療と医薬品の出題が増えている
目次
最初に押さえる「6つの区分」
出題基準で、医療安全管理学は6つの大項目に分かれています。
| 区分 | 内容(出題基準より) |
|---|---|
| 1 医療安全の基礎 | 医療安全の目的、ヒューマンエラー、医療事故・インシデント、リスクマネジメント |
| 2 放射線診療の安全管理 | 院内感染対策(標準予防策・針刺し事故)、個人情報保護 |
| 3 医療機器および器具の安全管理 | X線検査・核医学・放射線治療での医療機器の安全な使用 |
| 4 医薬品の安全管理 | 造影剤(適応と禁忌)、放射性医薬品の安全取扱い |
| 5 救急医療 | 救急疾患の診断・治療、救命処置(一次・二次) |
| 6 診療の補助行為に関する安全管理 | 静脈路の確保、造影剤・放射性医薬品の投与、消化管検査のカテーテル |
「放射線の被ばく」の話は、この科目ではほとんど出ません。ここは、医療事故・救急・薬剤・感染・診療の補助行為という、臨床の現場の安全の話です。出題基準が「実践臨床画像学、臨床実習を含む」と書いているように、臨床実習で学ぶことが、そのまま問われます。
過去5回で何が出たか
第74〜78回の医療安全管理学の問題を、出題基準の6区分に振り分けると、こうなります。
特徴は3つです。
- 医療安全の基礎と、医療機器の安全管理は、毎回出ています(基礎は毎回1〜2問、機器は毎回1問)
- 第77回から、救急医療と医薬品が増えました。 第77回は救急3問・医薬品2問、第78回は救急2問・医薬品2問です
- 診療の補助行為は、第76回と第78回に1問ずつです
ここまでの「6つの区分」を押さえたら、次は問題で確かめてみましょう。 合格ラボなら、医療安全管理学の過去問を科目ごとに選んで解けます。間違えた問題は「復習」タブにまとまるので、「どれを解き直すか」を自分で覚えておく必要はありません。
頻出テーマ別の攻略法
1. 医療安全の基礎
医療安全の基礎は、第75〜78回に共通した向きがあります。
**「個人の注意や努力ではなく、仕組みで防ぐ」**が正解の側です。
| 誤りの選択肢 | 正しい選択肢 |
|---|---|
| 組織の対応より個人の注意が重要(第75回) | 個人の過ちや職場の環境・体制に潜む危険が安全対策の穴を作る(第77回) |
| 注意力を高めるための訓練(第78回) | 過誤を起こしにくい器具の採用(第78回) |
| インシデント報告に対する処罰(第78回)、始末書の提出(第75回) | 原因が究明できていなくても、インシデントレポートを提出する(第75回) |
| ヒヤリハット事例の隠匿(第78回) | |
| 一つの原因のみに重点的な対策を行う(第75回) |
なぜ、処罰や隠蔽が誤りなのか。 事故の多くは、一人の過失ではなく、いくつもの防護の「穴」が重なって起きます。この考え方がスイスチーズモデルです。第77回は、「個人の過ちや職場の環境と体制に潜む危険が、安全対策の穴を作る」が正解でした。穴は、報告が集まってはじめて見えます。報告した人を罰したり、ヒヤリハットを隠したりすると、報告が減り、穴が見えなくなります。だから、原因が分かっていなくても、まず報告するのが正しい(第75回)のです。
安全対策の用語も出ています。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| フールプルーフ | 誤った操作を、事前に防止する仕組み(第74回の正解) |
| フェイルセーフ | 故障したときに、安全な側に動くように設計する |
| フォールトトレランス | 故障が起きても、機能を続けられるように設計する |
| エラーレジスタンス | エラーが生じにくい仕組みにする(第76回の正解) |
第76回は、「フールプルーフとは、誤動作等の障害が発生した際に安全側に動作するように設計すること」が誤りでした(それはフェイルセーフです)。「フォールトトレランスとは故障自体が発生しないように設計すること」も誤りです。**フールプルーフは「人のミス」、フェイルセーフは「機械の故障」**と分けておくと切れます。「医療過誤とは医療従事者の故意によって生じた医療事故」も誤りで、故意ではなく過失によるものを指します(第76回)。
本人確認は第78回に出ました。正解は「患者のリストバンドのバーコードで確認した」です。誤りの選択肢は、氏名と性別の組合せ、意識がないためにベッドの名札、小児の付き添い者が出した診察券、技師が氏名を読み上げて患者が「はい」と答えた、でした。人の記憶や思い込みに頼る確認は、間違いが入り込みます。患者本人(またはバーコード)から、機械的に確かめるのが原則です。「はい」は、聞き間違いでも返ってきます。
チーム医療は第74回に出て、「メンバーで総合的に意思決定をする」が正解でした(「患者情報は共有しない」「平常時の役割分担は明確化しない」は誤り)。
2. 救急医療・救命処置
救急は、第74・77・78回に出ています。第77回から増えました。
まず、人を呼ぶ。 第74回の「病院内で意識消失した人を発見した場合の初期対応として行うべきなのは」の正解は、応援要請と救命救急処置でした。状況の記録・原因の究明・院内の緊急連絡体制の整備は、あとで行うこと(または平常時の準備)です。
第77回は、「検査待ち合いで患者が床に倒れており、時折いびきのような音を立てて首を動かしている。呼びかけに対する反応はあいまいである。周囲に他の人はいない」という場面でした。正解は胸骨圧迫開始の前に院内緊急コールをするです。
- 1人で救命処置を続けると、手が足りなくなる。 だから、応援とAEDを先に呼ぶ
- いびきのような音は、普段どおりの呼吸ではありません。「呼吸しているので、直ちに心肺蘇生を開始する必要はない」は誤りです
- 胸骨圧迫は、1分間に100〜120回(JRC蘇生ガイドライン2020)。選択肢の「50〜70回」は遅すぎる
- AEDの持参は、最初の応援要請のときに依頼する(「心拍が再開しない場合に依頼する」は誤り)
AEDは第78回に出ました。使い方の正しい選択肢は「汗などの水分を拭き取ってから電極を貼る」です。誤りは、次の4つでした。
- ペースメーカの直上に電極を貼る(直上は避ける)
- 心拍が再開したら直ちに電極を剝がす(剝がさない)
- 解析や放電は患者の脈を触知しながら行う(解析・放電中は患者に触れない)
- 電極を貼る位置の胸毛を剃ってはならない(電極が密着しないと働かない)
ショックは第77・78回に出ています。第77回は、心原性ショックの症状として誤っているのが「皮膚乾燥」でした(心原性ショックでは、顔面蒼白・冷汗・脈拍微弱・頻呼吸・意識低下が起こります。皮膚は冷たく湿っています)。第78回の「ショックの原因と初期治療の組合せ」は、緊張性気胸 ― 胸腔穿刺が正解でした。誤りの組合せは、敗血症―抗血小板薬、急性心筋梗塞―副腎皮質ホルモン剤、大動脈瘤破裂―抗凝固薬、アナフィラキシー―硫酸アトロピンです。原因が分かれば、治療は決まります。緊張性気胸は胸腔内に溜まった空気が心臓を圧迫するので、空気を逃がす処置が要ります。アナフィラキシーの治療薬はアドレナリンで、硫酸アトロピンではありません。
第77回には、「診療放射線技師が検査中に認めた異常所見で、直ちに医師に報告することが適切でないのは」という問題もありました。正解は「径3 cmの蛇行した上行大動脈」で、頭蓋内出血・脳の腫瘤・腹腔内遊離ガス・肋間腔開大を伴う気胸は、直ちに報告すべき所見でした。緊急性の高い所見は、技師が気づいた時点で、すぐ医師に伝えます。
3. 医薬品(造影剤・放射性医薬品)
医薬品は、第74・77・78回に出ています。
造影剤の副作用は、第74回に「ヨード造影剤を静脈投与して造影CTを行った場合に、検査を受けた患者にみられる頻度が最も高いのはどれか」で出ました。正解は熱感です(嘔吐・腎不全・ショック・じん麻疹より高い)。重い副作用は少なく、軽いものが多い、という頻度の感覚が問われています。
副作用が出たあとの情報共有は、第77回に出ました。「造影CT施行後に一過性の血圧低下があった。次にこの患者の造影CTが必要になった場合に備えて共有すべき情報は」の正解は、投与した造影剤の製品名でした。体重・管電圧・投与した造影剤の総量・eGFRではありません。副作用は製剤ごとに起こり方が違い、次の検査で薬剤を変えるかどうかの判断に必要なのは、どの製品で起きたか、だからです。
禁忌は第78回に出ました。「ヨード造影剤の血管内投与の禁忌」の正解は、ヨード過敏症の既往歴と重篤な甲状腺疾患です。小児・妊婦・腸閉塞は、禁忌の正解ではありませんでした。第77回の「硫酸バリウムを用いた注腸造影検査の適応で誤っているのは」は大腸穿孔で、バリウムが腹腔内に漏れるおそれがあるので、適応になりません(大腸癌・大腸憩室・潰瘍性大腸炎・大腸ポリープは適応です)。
放射性医薬品では、第78回に、施錠による管理が必要なテクネチウム注射液調製用キットとしてMIBIが正解でした(DMSA・MAA・MAG3・PYPは誤り)。この問題は、1問の暗記で、理由まで追わなくても点になります。
4. 感染対策
感染対策は、第75・76・77回に1問ずつ出ています。
**標準予防策(スタンダード・プリコーション)**は、すべての患者に、感染の有無にかかわらず行う基本の予防策です。第75回は、「標準予防策で用いられるのはどれか。2つ選べ」で、ガウン(エプロン)と手指消毒用アルコールが正解でした。誤りの陰圧室、N95マスク、ヘパフィルタは、空気感染の対策(感染経路別予防策)に使うものです。
手指衛生の5つのタイミング(WHO)は、第76回に出ました。5つは、①患者に触れる前、②清潔・無菌操作の前、③体液に曝露された可能性のある場合の後、④患者に触れた後、⑤患者周辺の環境や物品に触れた後です。正解は「寝台から起き上がる患者を介助した後」で、④にあたります。誤りの選択肢は、食事休憩の後、電子カルテ端末に触る前、X線CT装置の始業点検の前、操作卓に触った後でした。患者との接触を軸に考えます。
針刺し事故の予防は、第77回に、使用済み注射針の廃棄として出ました。正解は「容器容量の約8割を超えて詰め過ぎない」です。誤りは、病原体別に容器を使い分ける、段ボール箱を使う、蓋がない開放した容器を使う、リキャップしてから廃棄するでした。リキャップは、針刺し事故の原因になるので行いません。
5. 医療機器の安全管理
医療機器の安全管理は、第74〜78回の毎回1問です。
保守点検計画の策定が必要な装置が、第75・77回に出ています。
- 第75回:保守点検計画を策定すべき装置として規定されていないものは「血管造影X線診断装置」でした(診療用粒子線照射装置、X線CT装置、MRI装置、診療用放射線照射装置(ガンマナイフ等)は規定されている)
- 第77回:保守点検計画を策定すべきX線装置は「X線CT装置」でした(移動形X線装置、透視用X線装置、乳房用X線装置、口内法用X線装置は誤り)
CT・MRI・放射線治療関連の装置は対象で、血管造影装置や一般的なX線装置は対象ではない、という並びです。第76回は、医療機器安全管理責任者の配置を義務付けている法律として医療法が正解でした。
MRIの安全は、第74回と第78回に、ほぼ同じ内容で出ています。
- 人体の発熱は主に傾斜磁場によって生じる → 誤り(高周波によるものが主)
- 導電性ワイヤーを内在したカテーテルは、発熱の原因となる → 正しい
- 胎児や乳児に対する安全性は確立されている → 誤り
- 条件つきMRI対応ペースメーカは、撮影条件を遵守すればすべての施設で検査が可能 → 誤り(施設の要件を満たす必要がある)
- 緊急時の救命処置は検査室内で行う → 誤り(第78回。強い磁場の中に、金属の救急機器を持ち込めないため)
導電性のワイヤーは、MRIの高周波の中でアンテナのようにはたらき、先端が発熱します。
6. 診療の補助行為
診療放射線技師が行える行為は、令和3年の省令改正(令和3年10月1日施行)で広がり、核医学検査での静脈路確保や放射性医薬品の投与、投与後の抜針・止血なども行えるようになりました。第76回と第78回に、どれが行えない(誤り)かという形で出ています。
- 第76回:行えない行為は「上部消化管検査のために鼻腔にカテーテルを挿入する」でした。肛門にカテーテルを挿入する(下部消化管検査、画像誘導放射線治療)、造影剤を投与するために造影剤注入装置を操作する、核医学検査のための装置を接続する、は行えます
- 第78回:核医学検査に携わる診療放射線技師の行為で誤っているのは「核医学治療用の放射性医薬品を投与する」でした。ガス状の放射性医薬品を吸入させる、静脈路を確保する、放射性医薬品を注入するために装置を接続する、投与が終了した後に抜針・止血する、は行えます
核医学では、検査のための行為は行えますが、治療用の放射性医薬品の投与は技師の行為ではありません。出題基準の「診療の補助行為」には、静脈路の確保(抜針・止血を含む)、造影剤・放射性医薬品の注入に関する行為、下部・上部消化管検査のカテーテルによる手技が並んでいます。行える行為と行えない行為の線引きを、過去問の選択肢で確かめておくのが近道です。
よくある間違い
「フールプルーフは、故障したときに安全側に動く仕組み」
それはフェイルセーフです。フールプルーフは、人の誤操作を事前に防ぐ仕組みです(第74・76回)。
「インシデントは、原因が分かってから報告する」
原因が分からなくても、報告します(第75回)。報告が穴を見つける材料になります。
「MRIの発熱は主に傾斜磁場」
導電性のワイヤーなど、高周波による発熱が問題になります(第74・78回で誤り)。
「心肺蘇生は、AEDが届いてから始める」
応援とAEDを先に呼び、胸骨圧迫を始めます(第77回)。胸骨圧迫は100〜120回/分です。
「核医学の放射性医薬品は、技師が投与してよい」
検査のためなら行えますが、治療用の投与は含まれません(第78回)。
効率的な勉強の順序
- 6つの区分(この記事の最初の図)で、全体を見る
- 医療安全の基礎:「仕組みで防ぐ」の向きを持つ(用語は、フールプルーフとフェイルセーフから)
- 救急:「人を呼ぶ → 胸骨圧迫 → AED」の順序。ショックの原因と治療の組合せ
- 造影剤:副作用の頻度・禁忌・副作用後の情報共有
- 感染対策:標準予防策と、空気感染対策の区別
- 医療機器:保守点検計画の対象装置、MRIの安全
- 診療の補助行為:行える行為と行えない行為の線引き
- 過去問で確認
8問の科目なので、全体を1日で通し、過去問で穴を埋めるやり方が合います。科目全体の優先順位は科目選択の戦略に書いています。出題数の少ない科目なので、国試ボーダー120点の考え方では後回しにしてよい科目ですが、触れないまま本番を迎えると足切りが現実になります。基礎医学の知識(ショックや感染症)は基礎医学大要の攻略記事とつながります。
合格ラボで医療安全管理学を効率よく学ぶ
医療安全管理学は、「個人ではなく仕組みで防ぐ」「まず人を呼ぶ」という軸を持てば、聞かれ方が変わっても切れる科目です。ただ、救急の手順や禁忌のような項目を本番まで保つには、解き直しのタイミングが要ります。
合格ラボなら:
- 第74〜78回の過去問から、医療安全管理学の問題を科目ごとに選んで解ける(無料)
- AI解説が「なぜその選択肢が正しいのか」を解説(Freeは10問まで)
- 間違えた問題は「復習」タブにまとまるので、解き直す問題を自分で覚えておく必要がない。次に正解すると、そこから外れます(催促の通知は出ません)
この記事で整理した「軸」を、過去問で実際に使ってみましょう。
まとめ
- 医療安全管理学は出題基準の改定で新設(第77回から適用)。第78回は8問、第74〜78回は5・4・4・8・8問。放射線安全管理学とは別の科目
- 出題基準の6区分に過去問を並べる。医療安全の基礎と医療機器の安全管理は、毎回出題
- 医療安全の向きは**「個人ではなく仕組みで防ぐ」**。注意力の訓練・処罰・隠蔽・単一原因は誤り
- フールプルーフは誤操作の防止、フェイルセーフは故障時に安全側へ
- 救急は人を呼ぶのが先。胸骨圧迫は100〜120回/分、AEDは最初に依頼
- 造影剤は、副作用の頻度(熱感が最多)、禁忌(ヨード過敏症の既往・重篤な甲状腺疾患)、副作用後は製品名を共有
- 診療の補助行為は、検査のための行為は行える、治療用の放射性医薬品の投与と経鼻カテーテルの挿入は含まれない
- 第77回から救急・医薬品が増えている。被ばくの話は放射線安全管理学で整理する
出典
- 厚生労働省「診療放射線技師国家試験出題基準」(令和7年(第77回)の試験から適用。https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001102581.pdf):医療安全管理学の6区分、出題割合の目安(4%)、「医療安全管理学」を新たに試験科目として設ける旨
- 厚生労働省「診療放射線技師法施行規則等の一部を改正する省令」(令和3年厚生労働省令第119号、令和3年10月1日施行):診療放射線技師の業務範囲の見直し
- 日本蘇生協議会(JRC)「JRC蘇生ガイドライン2020」:胸骨圧迫のテンポは1分間に100〜120回
- WHO「Five moments for hand hygiene」:手指衛生の5つのタイミング
- 第74〜78回診療放射線技師国家試験(合格ラボの過去問データベース。問題数・出題内容はここで集計)
過去問に丸はついたのに、「で、なぜ?」が残る—— あれを残したままだと、聞かれ方を変えられた瞬間に止まります。覚えた量が足りないのではなく、「なぜ」が一段繋がっていないだけです。
合格ラボでは毎週日曜の夜、国試の1問を「なぜそうなるか」まで分解した【今週の1問】を無料で公開しています。筆者(田爪・元技師)が1本ずつ手作りしていて、公開はその週だけです。
聞かれ方を変えられても手が止まらない状態を、週1問から。
この記事を書いた人
田爪 大智
元・診療放射線技師(熊本で臨床経験)→ Webエンジニアに転身して独立。
第一種放射線取扱主任者。
1問を理解するのに2時間かかっていた経験から、腹落ちまでの時間を数分に縮める学習法を追求。
放射線技師の国試対策アプリ「合格ラボ」を一人で開発中。
診療放射線技師向けの業界メディアも作っています → tazume-medflow.jp
合格ラボ利用者の声
「暗記しなきゃという呪縛から解放されました」— 既卒・再受験のAさん
「勉強の順番があってありがたかった」— 新卒Bさん
この記事で学んだことを、アプリで実践する
ブログで読めること
- - 科目ごとの攻略法と考え方
- - 合格率のデータと、その読み方
- - 勉強スケジュールの立て方
アプリでできること
- → 1問ずつ「なぜその答えになるか」を図で追える(無料は10問まで)
- → 第74回以降の過去問と模擬試験を解ける
- → 科目別の正答率が見える(全科目60%以上が目安)