【2026年版】放射線技師 国試対策アプリ 全7つを徹底比較|元技師が本音レビュー
この記事の対象
- 放射線技師の国試対策に使えるアプリを探している人
- どのアプリを選べばいいかわからない人
- 複数のアプリを比較して自分に合うものを見つけたい人
筆者は元・診療放射線技師で、国試合格後に第一種放射線取扱主任者にも合格しています。現在は合格ラボというアプリを開発しているため、自社アプリも含めてできるだけ客観的に比較します。
この記事のポイント
- 放射線技師の国試対策アプリは7つあり、それぞれ強みが違う
- 選ぶときは「問題数」「解説の質」「学習機能」「使い勝手」の4軸で比較するとよい
- 1つに絞らず、学習ステージに応じて複数アプリを併用するのが最も効率的
目次
📢 お知らせ:合格ラボは2026年秋、"教える"バージョン(v2.0)を出します。RT国試の計算問題を「どこでつまずいたか」から教える、これまでとは別のプロダクトです(9月中旬ソフトローンチ・早期¥15,000予定)。詳しくは記事の最後に書きました。この比較で扱っているのは、いま実際に使える現行版です。
正直に言うと、これは筆者自身が受験生のとき、いちばん欲しかったものです。
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比較対象の7アプリ
2026年3月時点で、診療放射線技師の国試対策に使えるアプリ・Webサービスは以下の7つです。
| アプリ名 | 種類 | 料金 | 過去問数 |
|---|---|---|---|
| KOKUSHIRU | Web | 無料 | 約1,600問 |
| 国試対策Aシリーズ | iOS/Android | 無料(一部有料) | 非公開 |
| RtTest | iOS | 無料 | 第64〜71回 |
| ひたすら国家試験 | iOS | 無料 | 第73〜77回 |
| ラジエーションサプリ | Web | 無料 | - |
| 診療放射線技師 国家試験問題集 | iOS | 有料(3,000円台) | 947問(精選) |
| 合格ラボ | Web | 無料(Pro 3,980円) | 800問+ |
比較の4つの軸
アプリを選ぶとき、見るべきポイントは4つです。
- 問題数と収録範囲 — 何年分あるか、最新回が入っているか
- 解説の質 — 正解だけでなく「なぜその答えになるか」がわかるか
- 学習を続ける仕組み — 弱点分析、復習機能、学習計画があるか
- 使い勝手 — UIの見やすさ、広告の有無、動作の軽さ
各アプリの特徴
1. KOKUSHIRU(こくしる/コクシル)
8年以上運営されている老舗で、「こくしる」の愛称で親しまれています(英語表記は KOKUSHIRU、kokushiru と検索する人も多いです)。問題数は最多。
- 約1,600問と最も多い過去問を収録
- 一問一答形式・Web模試の2モードで学習可能
- AI総合評価機能(模試後のフィードバック)
- 3D解剖モデルなど独自コンテンツ
- ユーザーコミュニティで質問・交流可能
強み: 運営歴の長さと問題数。無料でこれだけ使えるのは大きい。
気になる点: ユーザーから「解答の正確性に疑問がある」という声が一部あり。Webアプリのためオフライン利用不可。UIはやや古め。
2. 国試対策Aシリーズ
ネイティブアプリで使いやすい。手軽に始められる。
- iOS/Android対応のネイティブアプリ
- 会員登録不要で即利用可能
- 未解答・不正解のみの絞り込みが可能
- シャッフル模試を毎月配信
- 生成AIの簡易利用が可能
強み: 登録不要でインストール後すぐに使える手軽さ。ネイティブなので動作が軽い。
気になる点: 解説は簡素。科目別の分析機能は限定的。広告表示あり。
3. RtTest
シンプルで軽い。過去問をサクサク解くには十分。
- ランダム出題・年度別・画像問題の3モード
- お気に入り機能で重要問題を保存
- 履歴機能で過去の回答を確認可能
強み: シンプルで迷わない。余計な機能がない分、起動が速い。
気になる点: 収録範囲が第64〜71回と古く、最新回が入っていない。複数正解の問題で不具合が報告されている。解説がない。
4. ひたすら国家試験
2026年登場の新参。対策ノートとの連携が特徴。
- 「診療放射線技師国家試験 対策ノート」サイトと完全連携
- 第73〜77回の直近5年分を収録
- 試験年別・科目別の出題が可能
- 10問・30問・全問と柔軟な出題数設定
強み: 最新回を含む直近5年に集中。対策ノートと連携して知識の補強ができる。
気になる点: iOS限定(Androidユーザーは利用不可)。リリース間もないため情報が少ない。
5. ラジエーションサプリ(ラジサプ)
過去問演習というより「知識の学習」に特化。
- 放射線技師が監修した学習コンテンツ
- 過去問演習ではなく、知識をテーマ別に学ぶ形式
- 完全無料
強み: 過去問を解く前の基礎固めに使える。監修者が放射線技師。
気になる点: 過去問演習アプリではないため、国試対策の主軸にはしづらい。あくまで補助教材。
6. 診療放射線技師 国家試験問題集(medixtouch)
出版社の問題集をアプリ化。精選問題が特徴。
- 医療科学社の国試問題集が元ネタ
- 947問を項目別に再構成
- 紙の問題集と同じ解説付き
強み: 出版社の解説がそのままアプリで読める。信頼性は高い。
気になる点: 有料(3,000円台)。収録範囲がやや古い。UIが書籍ベースで、学習機能(弱点分析・復習管理など)はない。
7. 合格ラボ
※ 筆者が開発しているアプリです。客観的に紹介します。
- 第74〜77回の800問以上を収録
- AI解説(問題ごとに個別生成、「なぜその答えになるか」を説明)
- 間隔反復(SRS):間違えた問題を1日後→3日後→7日後に自動再出題
- 合格ナビ:AIが弱点科目を検出し、34テーマのDayプランを自動生成
- 科目別レーダーチャート、ペース判定
- 無料プランで過去問800問すべて + 間隔反復(SRS)が使える。Pro(3,980円買い切り)でAI解説・合格ナビなどの全機能が使える
強み: 間隔反復(SRS)、AI弱点分析、テーマ別学習プランの3つは他の国試アプリにない機能。解説も「正解はCである」ではなく「なぜCなのか」を説明する方針。
気になる点: 2026年リリースで実績が少ない。問題数はKOKUSHIRUより少ない。Web専用でネイティブアプリはない。
機能比較表
| 機能 | KOKUSHIRU | Aシリーズ | RtTest | ひたすら | ラジサプ | medixtouch | 合格ラボ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最新回収録 | ○ | ○ | × | ○ | - | × | ○ |
| 問題ごとの解説 | ○ | △ | × | ○ | - | ○ | ○ |
| AI解説 | △ | △ | × | × | × | × | ○ |
| 弱点分析 | △ | × | × | × | × | × | ○ |
| 間隔反復(SRS) | × | × | × | × | × | × | ○ |
| 学習プラン自動生成 | × | × | × | × | × | × | ○ |
| 科目別出題 | ○ | ○ | × | ○ | - | ○ | ○ |
| テーマ別学習 | × | × | × | × | × | ○ | ○ |
| オフライン利用 | × | ○ | ○ | ○ | × | ○ | × |
| 無料で過去問 | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | × | ○ |
※ ○=対応 / △=一部対応 / ×=非対応 / -=該当なし
機能比較レーダーチャート
主要3アプリの機能を6軸で視覚的に比較しました。
問題数ではKOKUSHIRUが圧倒的ですが、AI解説・SRS・弱点分析といった学習効率を上げる機能では合格ラボが優位です。Aシリーズはバランス型で、特にUIの使いやすさが光ります。

タイプ別のおすすめ
とにかく多くの問題を解きたい人
KOKUSHIRU がおすすめです。約1,600問は最多。年度別・一問一答の2モードで、ひたすら量をこなしたい人に向いています。
スマホでサクサク解きたい人
国試対策Aシリーズ か ひたすら国家試験 がおすすめ。ネイティブアプリなので動作が軽く、通学中や休憩中にテンポよく問題を解けます。
「過去問を解いているのに点が伸びない」人
合格ラボ をおすすめします。過去問を解いても点が伸びない原因の多くは「苦手分野の放置」と「忘却」です。AIが弱点を検出して優先順位をつけ、間隔反復で記憶を定着させる仕組みは、この2つの課題に直接対処します。
出版社の信頼できる解説が欲しい人
medixtouch(国家試験問題集) がおすすめ。有料ですが、医療科学社の解説がそのまま読めます。紙の問題集をそのまま持ち歩ける感覚です。
学習ステージ別の使い分け
国試対策は時期によってやるべきことが変わります。ステージごとに適したアプリも異なるため、以下を参考に使い分けてみてください。
- 初期(9〜12月): ラジサプで基礎知識を固めつつ、KOKUSHIRUの一問一答で過去問に慣れる
- 中期(1〜2月上旬): 合格ラボのAI弱点分析とSRSで苦手科目を集中的に潰す。理解が浅い分野はmedixtouchの解説で補強
- 直前期(2月中旬〜): KOKUSHIRUのWeb模試で本番シミュレーション。合格ラボの間隔反復で忘れかけの知識を再定着
いつから対策を始めるべきか迷っている人は、国試対策はいつから?月別スケジュール解説も参考にしてください。
複数アプリの併用もあり
1つのアプリに絞る必要はありません。たとえば:
- KOKUSHIRU で量をこなす + 合格ラボ で弱点分析と記憶定着
- Aシリーズ で移動中にサクッと解く + medixtouch で解説をじっくり読む
- ひたすら国家試験 + 対策ノート で連携学習
大切なのは「どのアプリを使うか」より「苦手分野を放置しない」ことです。
どのアプリを選んでも、科目の優先順位を意識して、過去問の正しい使い方で取り組めば、確実に点数は上がります。
【お知らせ】合格ラボ、2026年秋に"教える"バージョンを出します
ここまで7つのアプリを比べてきましたが、正直に書いておきたいことがあります。
いま無料で使える合格ラボ(現行版)は、機能追加を止めてバグ修正だけにしています。次に出すv2.0は、現行版の延長ではありません。別物として、一から作り直しています。だから現行版には、もう新機能を入れていません。
なぜ別物にするのか。
過去問を解いて、答え合わせをして、また解く。国試アプリはどれも、基本はこの形です。合格ラボの現行版も含めて。でも筆者自身、国試のとき一番つらかったのは「過去問は解いているのに、計算問題でどこでつまずいているのか自分でわからない」ことでした。放射線物理も、計算も、答え合わせはできても、つまずいた場所そのものは誰も教えてくれません。
たとえば計算問題で、式は合っているのに単位でずれる。ふつうは「不正解」で終わりですが、v2.0はあなたがどの前提で折れたかまで戻ります。筆者自身、電位差(V)が結局どういう意味なのか曖昧なまま、公式だけ使っていたことに作りながら気づきました。X線管のkV→keVに繋がった瞬間、やっと腑に落ちた——その「土台の抜け」を、概念のつながりを辿って埋めていくのがv2.0です。
正直に言うと、この「どこで折れたか」を1問ずつ手でほどく作業は、ひどく時間がかかります。ときどき1問に2時間。でも、そこを誰かが先にやっておかないと、"教える"にはなりません。v2.0で筆者がやっているのは、そこです。
- RT国試の計算問題を「どこでつまずいたか」から逆算して教えるステップ解答
- 概念どうしのつながりを裏に持っていて、抜けている土台の知識まで遡って埋める
いわゆる"過去問箱"ではありません。"教える"側のプロダクトです。だから上の比較表の同じ行には並べていません。土俵が違うからです。参考までに、現時点でわかっていることだけ書いておきます。
| アプリ名 | 種類 | 料金 | 過去問数 |
|---|---|---|---|
| 合格ラボ v2.0(2026秋・開発中) | Web/"教える"型 | ¥15,000 早期(→¥20,000予定) | 数で競う設計ではありません |
※ v2.0は過去問の収録数を競うプロダクトではなく、計算問題のつまずきをステップで教える設計です。上の7アプリとは同じ土俵で比べにくいため、別枠にしています。
正直に言うと、向き不向きがあります。 暗記で点が取れている人には、今の過去問アプリで十分です。v2.0が効くのは、計算問題や放射線物理で「解いているのに、なぜ間違えたのか腑に落ちない」人です。
スケジュールと価格(2026年7月時点の予定)
- 2026年9月中旬:ソフトローンチ
- 2026年9月下旬:一般販売開始
- 早期価格 ¥15,000(買い切り予定・11月末に¥20,000へ改定予定)
作っているのは、いまの合格ラボと同じ人間です。診療放射線技師として働き、国試も第一種放射線取扱主任者も受けた側の人間が、Webエンジニアに転職してひとりで作っています。だから受かる側の気持ちは、わかっているつもりです。新しいプロダクトなので、実績はこれからです。それも正直に書いておきます。
v2.0のよくある質問
Q. ¥15,000は高くないですか?
A. 正直、過去問アプリと比べると高く感じると思います。ただ、この記事で紹介した過去問アプリは「解く場所」で、v2.0は「教える場所」なので、そもそも役割が違います。買い切りで、受験が終わるまで使い続けられる想定です。早期価格(¥15,000)は9月下旬の一般販売時点の価格で、11月末に¥20,000へ改定予定です。
Q. 新しいアプリで実績がないのが不安です。
A. その通りだと思います。v2.0はこれからのプロダクトで、他の6アプリのような「〇年運営」という実績はまだありません。だからこそ、ソフトローンチの段階で先に使ってもらって、率直な感想を聞きながら育てていくつもりです。
Q. 今の合格ラボ(無料版)はこのまま使い続けられますか?
A. はい。今の合格ラボは機能追加を止めていますが、サービス自体は今まで通り無料で使えます。過去問800問+と間隔反復(SRS)は変わらず利用できます。v2.0は別プロダクトとして新しく出すもので、今の合格ラボを置き換えるものではありません。
Q. v2.0はいつから使えますか?
A. 2026年9月中旬にソフトローンチ、9月下旬に一般販売を予定しています(2026年7月時点の予定です)。最新情報は下のXでお知らせします。
v2.0の先行予約フォームは近日公開します。それまでは、最新情報と開発の裏側をXで発信しています。
まとめ
- 放射線技師の国試対策アプリは7つある(2026年3月時点)
- 選ぶときは「問題数」「解説の質」「学習機能」「使い勝手」の4軸で比較する
- 量をこなすならKOKUSHIRU、手軽さならAシリーズ、弱点対策なら合格ラボ
- 学習ステージ(初期・中期・直前期)に応じてアプリを使い分けると効率的
- 1つに絞らず、目的に応じて併用するのが効率的
- アプリ選びより、苦手科目を特定して集中的に潰すことが合格への最短ルート
合格ラボは過去問4年分(800問)がすべて無料で解けます。弱点分析や間隔反復を試してみたい方は、ぜひ一度使ってみてください。
この記事を書いた人
田爪 大智
元・診療放射線技師(熊本で臨床経験)→ Webエンジニアに転身して独立。
第一種放射線取扱主任者。
「暗記で一種に受かったが現場で使えなかった」経験から、
"なぜ?"を理解する学習法を追求。
放射線技師の国試対策アプリ「合格ラボ」を一人で開発中。
合格ラボ利用者の声
「暗記しなきゃという呪縛から解放されました」— 既卒・再受験のAさん
「勉強の順番があってありがたかった」— 新卒Bさん
この記事で学んだことを、アプリで自動化する
ブログで読めること
- - 科目ごとの攻略法と考え方
- - 間隔反復・アクティブリコールの仕組み
- - 勉強スケジュールの立て方
アプリが代わりにやること
- → 復習タイミングを計算しなくていい
- → 苦手を探す手間がない
- → 解説を調べなくていい
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