T1とT2の信号を、緩和時間の違いから自分で導けるようにする

よくある失敗

「T1で脂肪が高信号」と結果だけ覚えると、T1とT2を逆に取り違えます。原理から入れば「水はT1緩和が遅い→T1強調では信号が回復しきっていない→低信号」と、その場で導けます。

原理はここ

T1は周囲にエネルギーを渡して戻る縦緩和、T2はプロトン同士の位相がバラバラになる横緩和です。脂肪は受け渡しが効率的でT1が短いから明るい。自由水は分子運動が速く位相がずれにくいのでT2が長く、T2で明るい。

どうすればいい

MRI→CT→超音波→血管造影の順に進みます。CTの造影は時間で覚えず血流の到達時間で理解する。超音波は音響インピーダンス差とドプラ効果の2つ。DSAは造影前後の引き算、それだけです。

診療画像検査学の出題テーマ分布 — MRI・CT・超音波・血管造影の4本柱と出題頻度

この記事を書いた人

田爪 大智

元・診療放射線技師(熊本で臨床経験)→ Webエンジニアに転身して独立。

第一種放射線取扱主任者。

1問を理解するのに2時間かかっていた経験から、腹落ちまでの時間を数分に縮める学習法を追求。

放射線技師の国試対策アプリを一人で開発中。

診療放射線技師向けの業界メディアも作っています → tazume-medflow.jp

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